瀬戸内ラーメン紀行 岡山市山下商店
皆さんこんにちは、ラーメン大好きオジサン、Dです。
大好きな瀬戸内と大好きなラーメンを記録していこうということで、「瀬戸内ラーメン紀行」というコーナーを担当させてもらっております。
さてさて、本日の舞台は岡山市。岡山駅から歩いて20分ぐらいかかったでしょうか。場所は後楽園通りあたり。
打ち合わせに向かう途中、昼前でそろそろ小腹が空いてきたのでお店を探していたところイイ感じの雰囲気のラーメン屋「山下商店」を発見。
外れた立地にも関わらず結構流行ってる。これは期待。
店に入ると狭い店内にはラジカセから「ゆず」が鳴り響いていた。
「同世代か、フフフッ」と内心つぶやきながら、席に。
メニューを見ると黒とんこつがうまそうだと思ったが、少し緊張が走る。メニューには熊本ラーメンの文字も。
ご存知の方も多いと思うが、熊本ラーメンは「火の国熊本」という土地名をそのまま表したようなにんにくが大量に入るのが特徴のラーメンだ。
私は熊本ラーメンが大好きだ。熊本に行ったときは美味すぎて3食全部熊本ラーメンだった。好きなご当地ラーメンとしては一番かもしれない。
そんな熊本ラーメンが岡山で食べれるなんて。
食べたい。
しかしダメなんだ。
昼からは打ち合わせなんだ!!
あんなもん食った日には口だけではなく体臭がニンニクに支配されてしまう。
いくらお互いマスク着用してても絶対バレてしまう。
ゆずが流れ続ける店内でしばし膠着。
結局、黒とんこつラーメンを注文。
美味そうだ。
しかしその瞬間に愕然としてしまう。
ニンニクガッツリハイットルヤナイカイ。
「貴様もかぁぁぁぁ!」と内心で最大級のシャウトをかましながら、葛藤。
せっかく店主が出してくれたこのラーメンを残して立ち去るなんてことは絶対にできない。
かといって、これを食べてしまうと熊本ラーメンほどではないが、口臭が確実にニンニクになってしまうのではないか?私の口臭に担当者がちょっと顔をしかめる感じが頭に浮かぶ。
こんな葛藤を繰り返し、出した答えは「ニンニク部分さえ食べんけりゃなんとかなるんちゃう」。美味そうなラーメンを前になすすべなし。担当者さん、ごめんなさい。
口に入れると、「美味い」。そうそう、コレだ。
とんこつラーメンにマー油がイイ感じに聞いてて、細麺によくあう。
あっという間に麺を食し、替え玉ハーフ。
これもぺろりと平らげ、器をみると浮いていたはずのニンニクは何処へ。。
しっかり体内に入っちゃったかそんな小さなことは忘れて、小さな声で「ごちそうさまでした~」と店を後に。
もう一回熊本ラーメンを食べに来よう。休みの日に。
速攻コンビニへ走りミンティアを大量摂取。あとは打ち合わせの担当者が風邪ひいて嗅覚がおかしくなっていることを祈りつつ午後の仕事へ向かうのであった。
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