瀬戸内レモンの魅力!外国産レモンとの違いはなに?
近年、有名なお菓子などでも取り上げられるなど、すっかり定着してきた瀬戸内レモン!
今回はその瀬戸内レモンの魅力や外国産レモンとの違いなどをまとめてご紹介したいと思います。
瀬戸内レモンってそもそも何?
最近有名になった瀬戸内のレモンですが、その始まりは非常に古く、明治31年に和歌山県から広島県へネーブルの苗木を購入した際、混入していたレモンの苗木を3本試しに植えてみたのが始まりといわれています。
なんと100年以上も歴史がある広島の農産物です。瀬戸内海の温暖かつ台風の襲来が少なく,雨の少ない気候がレモンの栽培に非常に適していた為、瀬戸内地域で一気に栽培が広りました。
では、なぜ近年改めて有名となったのかというと、一時期は外国産のレモンの輸入が自由化されたことにより、国内レモンの需要が激減した時期もありました。そのため、瀬戸内などをはじめとするレモンの影が薄くなっていたということが言えると思います。
そんな中、国内産の農産物を求める消費者のニーズの高まりと、昨今の町おこしブームに乗り、瀬戸内の地域おこしでブランディングを自治体などが頑張った結果瀬戸内レモンの価値が高まり全国的に有名なレモンとなることができました。
現在では、ハウス栽培なども行い周年でレモンが提供できるようになっています。(10月、11月などはグリーンレモンを出荷)
外国産レモンとの違い
それでは、一時期国内で多く出回っていた外国産レモンとなにが違うのでしょうか?
瀬戸内のレモンの特徴は、酸味の奥に旨味も栄養がたっぷり含まれているとのことですが、正直な話、レモンの味は酸味が強く舌が肥えている人でないと判断は難しいかもしれません。
ただ、決定的に違うのはズバリ皮です。
外国産レモンの最も残念なことは、長い期間輸送される為、皮の表面に様々なものが塗られています。
特に「防かび剤」は外国産のものにだけ使われている薬剤です。
そして、この防カビ剤の厄介なところは皮に染み込んでいて、普通に表面を洗うだけではあまり取り除くことはできません。
つまり、これを口にするのが嫌な場合は皮を取り除いて食べることとなります。せっかくのレモンの旨味の部分を除いて食べるなんて非常にもったいないですね。
また、スイーツなどに加工する際など皮から加工が可能なので、いろいろな商品化をしやすいのではないでしょうか。
やはり、レモンの魅力を存分に楽しみたい方には瀬戸内レモン(国内レモン)です。
これが最大の瀬戸内レモンが外国産レモンとの大きな違いとなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?われらが瀬戸内の名物「瀬戸内レモン」の魅力が伝わりましたでしょうか?
これからも多くの商品や流通がさらに広まることを祈って今回ご紹介させていただきました。
是非、瀬戸内レモンと書かれた商品や、レモンが販売されていたらごひいきのほどよろしくお願いいたします!
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