ブラックバスって食べれるの?
ブラックバスってリリースする魚じゃないの?食べられないからリリースしている?臭いんじゃない?ブラックバスと聞くとそんな感覚を持たれている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ブラックバスはそもそも主に食用として外国から持ち込まれた魚なのです。(持ち込んだ方が無類の釣り好きだったという話しもあり確信犯ではという噂もありますが。。)なので、食べられないということはないはずなのです。
ただ、ブラックバスはどんな水質でも生きることができるので、その生育環境によってどぶ臭い匂いが身に移ってしまい、臭いと言われることもしばしば。
また、バス釣りのゲーム性だけを楽しむ釣り人の姿が取り上げられた結果、ブラックバス=キャッチアンドリリースの魚というイメージになり、ブラックバス=食べられない魚というイメージが広がってしまったという部分もあると思います。
その結果、ブラックバスを釣る人間も食べない、日本にはブラックバスの天敵も存在しないので、ブラックバスの数が急激に増え、今では日本の生態系を壊す侵略的外来種に指定されてしまうほどに増えすぎてしまいました。
これ以上の生態系への被害を増やさない為にも、ブラックバスを釣ったら美味しく食べるようにしましょう。
ブラックバスの捌き方
まず、先ほども記述しましたが、ブラックバスは侵略的外来種に指定されてしまったので、ブラックバスを釣り上げた場合、その場で必ず〆る必要があります。(生きたまま移動させると法律違反となります。)
〆た状態で持ち帰った後に、バスをさばいていくのですが、こちらの動画が非常にわかりやすいです。是非参考にしてください。
ブラックバスの美味しく食べる方法
それでは、捌いたブラックバスの食べ方をご紹介していきます。
まず、ブラックバスの身の味は基本的には「淡白であっさり」としています。そして調理法によって身はフワフワ。臭みさえとってしまえば本当に美味しい魚です。
参考までに人気生き物系youtuberのホモサピさんの動画も一度ご覧ください。
下処理
ブラックバスを美味しく食べるためにはやはり、臭みとりが一番重要なステップになります。
捌く際に内臓などをしっかりととり、真水でしっかりと洗う。あと私は皮を厚めに引いています。皮付近に臭みがたまりやすいと聞いたことがありますし、そっちの方が臭みが少ないように思います。
塩をかける、料理酒に漬け込むなどの手間をかけて臭みとりをしていきましょう。食べる時にレモンや酢をかけて食べても効果的ですね。
また、淡水魚なので、寄生虫の恐れがあるのでしっかりと中まで火を通すことも重要です。それによって臭みも取れますしね。
ブラックバスの美味しい料理方法3選
個人的にブラックバスの食べ方としてオススメの方法を3つご紹介します。塩焼きなどでは、部位によってかなり臭みを感じることがあるので、あまりオススメしません。
ブラックバスのムニエル
ホモサピさんもこちらの食べ方をしていましたが、小麦粉をふって、オリーブオイルを入れたプライパンで熱します。
じっくりと火を通した身に、バター、塩胡椒をふることで、臭みを感じにくい食べ方です。
ブラックバスの唐揚げ
濃い目の味付けなので、臭みを感じにくい食べ方です。じっくりしっかりと揚げるとより臭みが飛ぶと思います。
また、揚げる事前に切り身を、醤油、にんにく、しょうがを加えた濃い味のタレに付け込んでおけば余計に臭みを感じにくくなります。
ブラックバスの甘酢あんかけ
こちらも唐揚げとほとんど同じですが、揚げたブラックバスの身にあんかけをかけることでより臭みを感じにくくできます。酢を使ったあんかけが余計に臭みを感じにくくしてくれると思います。淡水魚を使う中国料理で多く使われている食べ方だと思いますので、これが一番良い方法かもしれません。
美味しく食べて日本の生態系を守る!
さて、今回はブラックバスの美味しい食べ方についてまとめていきました。
やはり、臭みをいかにとるかという部分がブラックバス料理の肝ですが、それさえクリアしてしまえば本当に美味しいお魚ですので、是非トライしてみてください!
そして、少しでもブラックバスを減らすことで、日本の生態系を守れればと思っております。この記事を読んで実行してくれる方が増えることを祈っております!
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