子連れではじめてのファミリーフィッシングにオススメのサビキ釣り
こどもにせがまれて釣りに行くことになったけど、なにを準備したらいい?あぶなくないの?どんな種類の魚が釣れる?などなどはじめての釣りで不安でいっぱいの方に釣りの入門コラムです。今回は初心者向けの堤防などからのサビキ釣りに関して記載します。
ファミリーフィッシングはこどもの貴重な経験値
釣りという行為自体も楽しい(釣れれば)ですが、釣った生きた魚を食べるという経験はこどもにとっても貴重な経験になるはずです。日々食べている食事も貴重な命をいただいているという感覚を少しでも味わえれば食事をむやみに残すということも減るのではと思います。生き物に触れる学習の機会も込めて是非連れて行ってあげてほしいと思います。
釣り場所の種類
大きく分けて、海釣りに出かける場所ですが、
・海釣り公園
・人工的な釣り堀
・港などの堤防釣り
・砂浜などから釣るサーフフィッシング
・船釣り
この中で、家族ではじめてで行きやすい場所、オススメの場所は海釣り公園です。やはり管理された場所で釣りができるというのは安心感が違います。また、落下防止の柵が設けられていたり、トイレなどの施設も完備されています。いろんなレンタルや売店もありますので、その場で道具の調達もできて安心です。海釣り公園は入場料などがかかりますが、釣れる可能性も高いです。子供連れで始めての釣りに行く場合はこの海釣り公園をオススメします。
釣り堀は確実に釣れますが値段はその分高いです。釣るという経験をさせたいだけなら、釣り堀が簡単です。大物も狙えます。
近くに海釣り公園がなかったり、出費を抑えたい場合は港などの堤防釣りがあります。初心者にお勧めのサビキ釣りもできます。ただ、トイレなどの施設の有無や、堤防からこどもが海に落ちる危険性に十分配慮する必要があります。
サーフフィッシングも無料で楽しめますが、釣りの種類としては投げ釣りがメインになってしまうので、はじめての人にはちょっとハードルが高いかもしれません。またこどもといくと子供が貝拾いなどに夢中になってしまい、なにしに来たのやらということになる場合も。ただ、釣れないときの暇つぶしができるという点と、堤防釣りと違って子供が海に落ちる危険性はありません。(海に入ってしまうことはあると思いますが。。)まずは海を楽しむという場合には良いと思います。
船釣りは、船酔いの可能性が高いので、こどもを連れてはハードルが高いですね。大物が釣れる可能性が高いですが、お金もかかります。
行く場所は、家族の目的にあった場所を選ぶとよいと思います。
まずは、安心して釣りができる海釣り公園での釣りをオススメします。
はじめての釣りにピッタリなサビキ釣りをオススメする理由
釣りには対象魚によっていろんな仕掛けがありますが、はじめての釣りをされる方にはサビキ釣りをオススメします。理由は、なにより簡単なことです。釣りというとウニョウニョした虫を針にさして、小難しい仕掛けをして。。。というものをイメージするかもしれませんが、サビキ釣りはカゴの中に餌を入れるだけ。しかも投げる必要がなく、そのまま海に落とすだけです。海におとしてしばらく反応がなかったら、カゴをあげて、またエサをカゴにいれて、海に落とす。これの繰り返すだけです。仕掛けもセットになっているものがあるので、結び方さえ覚えればつけることができます。初めてでも簡単にできるのがオススメポイントです。
道具も高価なものを買う必要がなく、サビキ釣りセットという形ですべてセットになって売られているものがあります。値段も3000円~というお手頃価格で購入できます。海釣り公園では、レンタルがある場合もありますので活用するのも手です。
しかもこのサビキ釣り、簡単な割りに釣れる確率が高いです。対象魚はアジなどの小魚が中心になりますが、小魚の群れに遭遇した日には笑いが止まらないくらい釣れたりします。また、堤防から海が見下ろせるので魚が食いつくシーンがたまに見ることができるのも楽しみの一つです。
初めてのファミリーフィッシングには、海釣り公園でサビキ釣り!というのが簡単で安全かつ釣果も期待できると思います。(海釣り公園によっては難しい場所もあるかもしれません。)
サビキ釣りに必要な道具
サビキ釣りに必要な道具を記載していきます。
・釣り竿・リール(セットになったもので可)
・サビキ仕掛け(セットになったもので可)
・エサ
・ハサミ
・針外し
・クーラーボックス・保冷剤
・小型包丁・折り畳みナイフ(血抜き用)
・ゴミ袋
・魚つかみ
・ライフジャケット(子供用)
・ウェットティッシュ
釣り竿やリールなどはセットになったものを買いましょう。サビキ釣りセットの場合、仕掛けも付いている場合がありますが、糸が切れるなどのハプニングに備えて複数用意しておきましょう。
エサは手が汚れないパック上のものがあるので、そちらを選ぶと女性にはうれしいと思います。
針外しは買っておくことをオススメします。魚が針を奥までくわえ込んでいてもこれがあれば安心です。
ハサミはしかけの糸を切るときなどに使います。ご家庭にある工作用のハサミなどで問題ないです。
釣れた魚を入れて帰るためのクーラーボックスと保冷剤です。がっつり魚釣りをしたい方はしっかりしたタイプのクーラーボックスを買ってもよいと思いますが、まずは発泡スチロールのクーラーボックスで十分だと思います。保冷材はスーパーなどでもらう保冷剤をためておくとタダで済みます。
魚の血抜き用のナイフを書いていますが、基本的にサビキ釣りで釣れるアジなどの魚は血抜きの必要はありません。ただ、万が一、大物が。。と思う場合は持って行っておくと安心です。
魚つかみはトングのようなもので、背びれに毒を持つ魚が海にはいるので、連れてしまった場合は素手では扱えないので必要です。用意しておいた方が無難でしょう。
また子連れで行く場合、子供が誤って海に落ちる危険性を考えなければなりません。堤防などは高くなっているため、落ちると上ることが困難な場所が多いです。そのため、子供にはライフジャケットを着用させるのが良いでしょう。海釣り公園ではほとんどがレンタルで貸し出ししてくれますので、買うよりも出費を抑えられます。
餌に直接手を触れないでも魚などを触れば当然手が臭くなりますので、ウェットティッシュなどを持っていくことをオススメします。
釣りに行くタイミング
マズメ時といって、日の出・日没の前後1時間程度の時間帯を表す釣り用語があります。この時間は魚の動きが盛んになり、釣りやすくなる時間帯といわれています。この時間帯を狙っていくと釣果につながりやすいと思います。この時間でなければ釣れないということではないので、家族で出かけやすい時間でまずはお出かけしてみてはいかがでしょうか。
当日は無理なく楽しみましょう
さて、準備もできたところで釣り当日!こどもの体調はいかがですか?天気はどうですか?無理せず楽しめる環境でお出かけしましょう。暑い日でしたら、水分をしっかりもっていきましょう。釣れるか釣れないか、どちらにしても良い思い出になるように楽しみましょう!
コメント