青空レストラン!食べられる雑草の種類と採集場所、採集時期、食べ方のまとめ
最近「サバイバルファミリー」という映画をみました。ある日突然、世界中で電気が使えなくなるという状態の中で、小日向文世さんが演じるお父さんと一家がどうやって生き延びるかというのをコメディータッチで作られた映画でした。
その中で、どうやって食料や水を手に入れるか?という部分を見ていて自分ならどうするだろうと考えました。どういった雑草なら食べれるのか?どうやって調理するのか?映画の世界の話が現実に100%起こらないとは言い切れない、そう思い自分なりに調べることとしました。
つくし
見つかる場所:日当たりのよい土手、川岸
採集の時期:3月~5月ごろ
食べ方:卵とじ、酢味噌和え
これは子供のころに食べた頃がある人も多いのではないでしょうか?春先にかけて土手などで採集することができる雑草です。頭の部分が開き切らないものをつんで、卵とじなどいろいろな料理に使います。
たんぽぽ・セイヨウタンポポ
見つかる場所:野原や土手など
採集の時期:ほぼ一年を通して
食べ方:てんぷら、おひたし、きんぴら、コーヒー
どこでも見かけることがあるたんぽぽですが、実は食べることができます。しかも花も、葉っぱも根っこもそれぞれ違う食べ方ができます。どこにでも咲いていて見わけも付きやすい。
ノビル
見つかる場所:野原や土手、あぜなど
採集の時期:10月から6月ごろまで
食べ方:素揚げ、甘酢漬け、味噌汁など
葉の部分はネギのような葉で、抜くと球根はラッキョウやエシャロットのようになっています。どちらも食べることができ、違った味が楽しめます。ネギのような香りがあって美味しい雑草です。
よもぎ
見つかる場所:野原や土手など
採集の時期:3月から5月ごろまで
食べ方:よもぎだんご
昔から春の味として愛されてきたヨモギもちを作る際に欠かせない雑草です。若芽をつんで使います。
フキ・フキノトウ
見つかる場所:野原や土手など
採集の時期:2月から6月ごろまで
食べ方:てんぷら、ふきみそ、煮物など
フキノトウは春先に他の草より早く顔をだす、有名な山菜です。また、フキノトウが成長して、大きく育った葉の柄の部分も食べられます。フキノトウはてんぷらに、フキの葉の柄は煮物などで楽しめます。
カラスノエンドウ
見つかる場所:野原や道ばた、土手など
採集の時期:4月から5月ごろまで
食べ方:てんぷら、油いため
春先になると、道ばたや野原など様々な場所で見かける雑草です。花が咲き終わると小さな豆のさやがつきます。これのやわらかいものを摘み、油いためや天ぷらにして食べることができます。
レンゲソウ
見つかる場所:たんぼ、あぜなど
採集の時期:4月から5月ごろ
食べ方:てんぷら
主に田んぼに赤紫色の花を咲かせるレンゲソウ。花のつぼみや若葉をつんで天ぷらにして食べてみましょう。
ヤブカンゾウ
見つかる場所:土手、川岸など
採集の時期:4月から5月ごろ
食べ方:おひたし、あえもの
聞きなれない雑草だが、日当たりのよい土手や川岸などに群生しています。10cmほどに育った若芽が食べごろです。くせのない味で美味しいとのことです。
まとめ
まだまだ紹介しきれてはいませんが、たくさんの雑草が食べることができるということが判明しました。これからいろいろな雑草を実際に採集して、レシピなども掲載してみたいと思います。ただ、やはり自然のものなので、毒草と間違えて採集しないように注意が必要です。できれば、雑草に詳しい方と最初は採集に行ってみると安心ですね。覚えておくといざという時に役に立つかも?しれません。是非ご参考までに。
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