前回車中泊についての心構えをまとめた記事を掲載させて頂きましたが、今回は実際に車中泊を決行する際に必要なグッズについてまとめていきます。
初心者の方は出来るだけ失敗したくないと思って、いろいろと購入してしまいがちですが、1回限りで終わってしまうこともあり得ますので、出来る限り最小限のアイテムで挑戦できるように紹介していきます。
前回記事
2019.12.08
初めての車中泊!その魅力と気を付けるポイントを紹介
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車中泊での必須アイテム3選
とにかく、眠れなければ車中泊が成立しません。そのため、こちらの3つのグッズは必須だと考えましょう。
寝心地が悪い中での睡眠は寝不足になり、せっかくの次の日の予定も台無しになってしまいます。
マット
車の荷台にはクッション性は0なので、横になって眠るのでしたらマットは必需品です。
私も一度厚手のレジャーシートを敷いて眠ろうとしたことがあるのですが、やはり床が硬すぎて眠り心地は最悪でした。しっかりとしたマットをもっていかれることをオススメします。
初心者でしたら、手頃なこういったタイプのエアーマットから試してみてはいかがでしょうか。こちらの商品は足踏み式で空気が入るので、アマゾンでも人気商品となっています。
寝心地を求めるのでしたら、値段は少し張りますが、こちらのような表面がウレタンタイプのマットもオススメです。こちらは厚みが10cmもあり、自動で膨張するタイプなので便利です。エアーマットの反発感が苦手な方にも。
当たり前ですが、購入する際には自分の車に乗るサイズかどうかを確認して購入しましょう。
日よけ・カーテン
季節にもよりますが、やはり屋外ですので朝方は日の光が入ってきます。夏にもなると5時前ごろからまぶしくて目が覚めるハメになるので、用意しておきましょう。
アイマスクで十分という方もいらっしゃるかもしれませんが、車内を覗き見られて寝ている露わになった姿を誰かに見られることも防げますので、こちらはプライバシー保護の観点からも必須だと思います。
大手カー用品メーカー「セイワ(SEIWA)」の遮光性に優れたカーテンになります。マグネットで窓枠に取り付けるタイプになり、多くの車種に対応可能です。フロントでもリアでも使えます。ただ、レビューをみてもわかるように車種によって取り付けにくかったり、サイズが微妙な場合があるので事前に確認して購入しましょう。
寝袋・ブランケット
温度調整の為にこちらも必須のアイテムです。初心者の方は春~秋の過ごしやすい期間で車中泊を考えている方が多いと思いますが、夜や朝は想像より冷え込みますし、車内はそこまで暖かいモノではないので、こちらは用意しておきましょう。
こちらは家で使っている布団をそのまま使うことも可能ですので、無理に新しいモノを買わずに済ませることも可能です。お家にある毛布などを用意しておきましょう。
寝袋は値段がピンキリでありますが、あまり値段の高いモノは極寒の中で眠る場合も想定して作られていますので、車中泊で春~秋に使うのでしたら3、4千円程度の商品で十分だと思います。
車中泊であった方が便利なグッズ9選
トイレットペーパー
管理が行き届いたサービスエリアなどであればほぼ心配はないかと思いますが、道の駅やキャンプ場などではトイレットペーパーが切れていることもあり得ます。いざという時にないと「必死」のアイテムなので、1ロールはもっていくことをオススメします。こぼしたジュースを拭くなど多用途に活躍します。
ライト
車内灯でも事足りないことはないですが、バッテリーの心配とエンジンかけっぱなしにするというのは避けたいですし、夜に車外に行く際に必要になることもありますので、用意することをオススメします。
よくあるランタン型のライトでも良いですが、私はこちらの学習机用のライトを使っています。内蔵バッテリー式で車内程度でしたら十分な明るさです。
まくら・クッション
枕が変わると寝むりにくいという人は必須です。
荷物を枕にすれば?という考えの方もいるかと思いますが、意外とゴワゴワしたり金具が角度によって当たる、、などということがあり眠りづらいことが経験上あります。
こちらも無理に購入しなくても家で使い慣れているモノなどで大丈夫です。
網戸
夏場は車の窓を開けて眠りたい、でも蚊が入ってきて眠れなくなる!そんなときの為に、車用の網戸があると便利です。最初に紹介したカーテンでもつけ方を工夫すれば虫の侵入を防ぐこともできますので、一度カーテンで試してみて難しそうでしたら、購入をご検討してみてはいかがでしょうか。
こちらかぶせるだけの簡単タイプです。
ちなみに、100均のセリアでも車用網戸を販売しているようです。かなり窮屈な作りではあるそうですが、車種によっては使うには問題ないそうです。100円で買えるならそれに越したことはないと思いますので、一度店舗で確認してみても良いと思います。
扇風機
真夏になると車内は熱がこもりがちです。そんな時社内の空気を循環できる扇風機はあるとありがたいです。ポータブル電源を持っていく場合は新たに買う必用もないので、お家にあるサーキュレーターなどを積んでいきましょう。
充電式の扇風機もあります。お値段は少し張りますが、いろんなシーンで使える便利な扇風機です。
クーラーボックス
食料や飲み物などを冷やして保管するのに便利です。ハードタイプはかさばって邪魔になるので、折りたたみが可能なソフトタイプがオススメです。
アイマスク・耳栓
車内とは言え、屋外ですのでどうしても周囲の音が気になってしまうことがあります。アイドリングの音、暴走族が何度も流していたり、話声が聞こえてきたりとケースはいろいろです。
そんな時の最後の手段として用意しておくと安心できます。このあたりは100均で揃えても良いと思います。
スマホのシガーソケット充電器
生活の必需品とも言えるスマホですが、1泊2日となると充電器は用意しておきましょう。エンジンを止めると充電できないので、出来るだけ走行中に充電しながら旅をしましょう。
災害時にも役に立つソーラー充電や手回しでの充電可能なモバイルバッテリーです。こちらなら停車中でも充電可能です。
ポータブル電源(正弦波)
これがあると車中泊の快適度も一気に変わってきます。ただ値段が数万円はしますので、初心者でいきなりここまでお金をかけるかはじっくりと検討しましょう。ただ、持っていれば災害用の備えとしても活用できます。
ちなみに、家庭用の電化製品をそのまま使いたい場合は、正弦波(サイン派)インバーターを内蔵したポータブル電源を選ぶ必要があります。「擬似正弦波」「矩形波」では正常に動作しない場合があります。ご注意ください。
いかがでしたでしょうか?初めての車中泊は行く前は不安もたくさんありますが、いざ行ってみると案外うまくいくものです。いろいろ考えるより実践あるのみです。
いきなり遠出するとリスクはあがりますので、できれば家の駐車場で一泊してみる、次は近場で一泊。といった感じで少しずつ慣らしていきましょう。
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